常陸国よさこい(Yosakoi)祭り

開催概要

常陸国YOSAKOI祭りの成り立ち

  1. 1992年6月

    北海道札幌市、第1回YOSAKOIソーラン祭り・・・そこから始まりました。
    以前から、伝統的な日本文化に魅せられつつも、なにか現代とのギャップを感じていた一人の若者は、そこで、今までの自分の中でモヤモヤと燻っていたものの答えを感じ取ったのでした。
    わずか、10チーム1000人余りの祭りでしたが、その熱気、次々に繰り広げられる、今まで見たことも聞いたこともないようないような、迫力ある踊り、熱気、笑顔、楽曲。
    全てが今まで求めていたもの・・・・・そう、これこそ新しい日本の文化。身の毛もよだつような感動を感じていたのです。

  2. 1993年

    実家のある茨城県大子町に帰郷した若者は「いつかあんな祭りをやりたい」とずっと夢を膨らませ、YOSAKOIを取り入れたいと、さまざまな仕掛けを行ったものの、まだYOSAKOI自体が周辺の人々に理解されずに、所詮成功はしませんでした。
    そんな中、札幌のYOSAKOIソーラン祭りは年々拡大し、いつしか札幌を代表する祭りのひとつとなり、北海道を代表する祭りとなっていったのです。

  3. 2001年

    YOSAKOIソーランに人生の勇気をもらっていた若者は、一念発起、チームを立ち上げ、大子町最大のイベント『奥久慈大子まつり』で福島県3チームの応援を頂いて、初演舞。総勢150人の踊り子による、大子町で初めての小さなYOSAKOIイベントが実現し、大きな感動を残したのでした。
    それから奥久慈大子まつりはYOSAKOIが年々拡大し、YOSAKOIも次第に市民権を得て、県北地域にも静かなブームを巻き起こしていったのでした。

  4. 2004年

    『過疎化に引き続き、平成不況の影響をひどく受けた茨城県県北地域の活性化』
    『日本の古き良き伝統文化を守り、そして新しい地域文化を創造したい』という熱い想いから、県北4町村(大子町、山方町、里美村、水府村)の若者が立ち上がり、地域でブームになりつつあったYOSAKOIとあいまって、常陸国YOSAKOI祭り【第1回YOSAKOI茨城大会】を開催したのでした。
    延べ47チーム、1600名の踊り子が茨城県北地域に集い、2日間にわたり熱い演舞を披露。新しい、茨城のそして、日本の地域文化の礎となる祭りとなったのです。

  5. 2005年

    昨年に引き続き、第2回大会を開催。北海道、福島県、茨城県、栃木県、埼玉県、千葉県、東京都、京都府から延べ79チーム、約2000名の踊り子が参加、北関東でも最大級のYOSAKOI祭りとなり、停滞気味の茨城県北に大きな活力と感動を残したのでした。
    また、若い世代にも、この新しい文化を継承し、育ててもらいたいという願いから『YOSAKOI学生大会』を開催、初めての開催で小学生から大学生までの10チームが参加、若さ溢れる熱い演舞を披露したのでした。
    こうして、常陸国YOSAKOI祭りは、茨城を代表するYOSAKOI祭りとして着実に成長し、茨城県の新しい文化として息づき始めているのです。

  6. 2006年

    1. 第3回常陸国YOSAKOI祭り

      北海道、福島県、茨城県、栃木県、埼玉県、千葉県、東京都、群馬県、京都府から延べ84チーム、約2500名の踊り子のみなさんに参加していただきました。

    2. 第2回YOSAKOI学生大会

      福島県、関東のチーム中心のに10チームが参加。茨城県初の学生チームも参加茨城県の若者にもYOSAKOIが少しずつ認識されるようになってきました。

    3. 第3回常陸国YOSAKOI祭りフォトコンテスト

      過去最高の208点が応募され、写真家のみなさんにも人気の被写体として、踊り子のみなさんの活気溢れる姿が印象的でした。
      第3回の2006年は少しずつ地域の方の認識も変わってきて、各方面からの試みが少しずつ形となってきたような気配が感じられました。

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